山小屋で高山病になる
こんばんは。
お疲れないきものです。
突然与えられた自由時間の使い方が分からず、突然富士山にやってきました。
前夜は緊張と後悔であまり眠れませんでした。
支度のためam5:00に起きましたが、眠れなかったし乗り気じゃないし、当日だけどキャンセルしようか悩みました。
が、キャンセル料が勿体ないので行くことにしました。
am6:30に家を出てバスでうとうとしました。
起きると、富士山があるべき所に富士山がありません。
まさかあの雲の奥が富士山・・・?
am11:30に富士山5合目に到着しました。
富士山5合目の涼しさと観光地感でやっとテンションが上がってきました。
登り始めると
霧?雲?が濃くて景色が無い・・・
しかしテンションが高いため「日焼けしないしラッキー」と喜んで登りました。
15分毎に水分とおやつを食べました。
特にパインのドライフルーツがめちゃくちゃ美味しい!
一口サイズで食べやすく
甘みと酸味が良い刺激になり
しっとりしていて喉が乾きにくく
そしてめちゃくちゃ美味しい。
最高です。
しばらくすると豪雨になりました。
(豪雨のため写真無し)
豪雨は岩場を登っている時で、雨が岩場から流れ落ち、まるで滝を登る修行の様でした。
しかしテンションが高いため「田植えフェスよりマシ。日焼けしないしラッキー」と捉えて登りました。
※田植えフェスとは・・・野外音楽フェスの形態の一種。雨で地面がぬかるみ、田植え状態になる。過酷。
豪雨から小雨になり、ちょっと景色が見えるように
隣で休憩していた3人組が
「さっきの雨は辛かったねー。〇〇と△△が一緒じゃなきゃ諦めてたよ。」
と笑い合っていました。
そこで初めて、
自分は1人なんだ。
さっきの豪雨は辛かったんだ。
と気づきました。
そこからはテンションが高から中になり、
黙々と登りました。
あんなに美味しかったパインのドライフルーツは普通の味になりました。
16:00に8合目の白雲荘という山小屋に到着しました。
豪雨にはあいましたが、まだまだ元気です。
夕食のカレーを食べ、身支度をし、景色を眺めていました。
山小屋は標高3,200mなのでじっと景色を見ていると寒くなったので、早めに寝ることにしました。
ハイシーズンなのでギュウギュウ詰めです。1人あたりのスペースは横幅60cmぐらいです。
豪雨後の登山者達のレインウェアで湿度がもわもわ
小雨だから窓を閉め切り酸素薄め
この劣悪環境で無理やり寝ようとしたのが間違いでした。
1時間程寝て起きた時、なんだか頭が痛い
寝れば治ると思って、もう一度寝ようとするけど劣悪環境で眠れません。
寝ようと頑張っているうちに頭はどんどん痛くなります。
これってまさか高山病?
寝る前まで元気だったからそんな訳ない。
高山病だなんて認めない。
とりあえず寝よう!
と争っているうちに吐き気も出てきました。
やっぱり高山病でした。
ここからは地獄です。
続きは明日書きます。
お疲れさまでした。